ラッキョウの育て方 自家製は格別の味

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ラッキョウ、採り立てが美味しい


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ラッキョウの花


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塩に漬けて醤油と鰹節も美味


ラッキョウ(らっきょう、辣韮)は、
ユリ科(ネギ科)の多年草の野菜です。

オオニラ、サトニラとも呼ばれます。
中国、ヒマラヤ地方が原産で、
白、紫っぽい白色の鱗茎を食用とします。

エシャレットは、ラッキョウに似ていて、
若いうちに収穫して生食します。
中国から渡ったものをラッキョウ、
ヨーロッパから渡来したものを、
エシャレットと呼んでいるとのことです。


ラッキョウ育て方 栽培方法

・植え付け時期
8~10月頃で、なるべく芽の出ないうちに、
植えつけます。

ラッキョウの発芽・生育温度は20~30℃くらいで、
暑さにはかなり強いです。

エシャレットの収穫の時期、3~5月頃
ラッキョウの収穫時期は、6月頃です。

・栽培場所
日当たり、風通し、水はけの、
良いところが理想的です。

連作が苦手です。
ユリ科の植物を植えてない場所を選んでください。

・畑の準備
3.3㎡あたり苦土石灰を3~4つかみまいて、
耕して土質を修正します。

3.3㎡あたり化成肥料を2つかみばらまき、
列間20cm、幅10cm、深さ20cmの溝を作ります。

溝の長さ3mに対し堆肥を5リットル、
化成肥料を2つかみまき、
土を混ぜ合わせます。

・植え付け
株間を10~15㎝として、
タネ球を2~3倍の深さに埋めます。

・追肥
植え付け1ヵ月後、
3.3㎡あたり化成肥料を2つかみばらまきます。
1月中旬、化成肥料なら2つかみ、
あるいは有機質肥料を規定量与えます。

・病害虫
ほとんどありませんが、
まれにアブラムシがつきます。

・収穫
エシャレットの収穫の時期、3~5月頃
ラッキョウの収穫時期は、6月頃です。
収穫は、葉を持って抜き取るようにします。

・利用方法
ラッキョウが若いときに、葉と根を落とし、
白い部分を生のままで、
マヨネーズや味噌などで食べるとおいしいです。
家庭菜園ならではの贅沢な味です。

さらに炒め物や天ぷらが格別です。
漬物にするには、塩漬け、醤油漬け、
はちみつ漬け、ニンニク漬け、素材の良さが活きます。

kurukuru.gifPOINT!
・芽の出ないうちに、植えつけよう
・日当たり、風通し、水はけの良い場所で栽培
・若いラッキョウは生食が美味

*ラッキョウは、トロ箱、プランターでも、
手軽に栽培できます。
次回にご紹介していきます。