ネギの育て方、追肥と土寄せ作業がポイント

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  • by mj2004
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ネギ畑


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市販のネギ苗


ネギ(葱)は、中国西部・中央アジア原産の植物で、
日本では、主に食用に育成されます。

西日本では、若く細い葉ネギ(青ネギ)が主流で、
東日本では、育てつつ土を盛り上げ、軟白させる、
太いナガネギ(白ネギ・根深ネギ)が主流です。

葉ネギでは、春まき、夏まき、秋まきができます。
ナガネギでは、春まきと秋まきがあり、

プランターやトロ箱、
大きめの用土や培養土の袋などでも、
ネギを作ることができます。


ネギ育て方 栽培方法

一般的なナガネギと葉ネギの、
育て方をご紹介します。

・タネまき時期
生育適温は12~22℃前後です。
9月、10月、2月、4月などに、
タネをまく方法があります。

一般的には、9月中旬にタネをまき、
5月に植えつけます。

9月まきは育てやすいですが、
ネギ坊主ができることがあります。

・栽培場所
日当たりが良く風通しが良い場所が最適です。
2~3年ユリ科の植物を植えていない、
用土や場所に植えるようにします。

・畑の準備
ネギは酸性が苦手なので、苦土石灰を施します。
化成肥料を土中に漉き込みます。
また湿度が苦手ですので、水はけのよい土にします。
プランターの場合、培養土でかまいません。、

・タネまき
混み過ぎないように、バラまきします。
タネが隠れる1~2cm程度に覆土します。

・追肥
9月まきは、タネまき後1ヶ月に、
緩効性肥料と化成肥料を追肥します。

・ネギ苗の準備
植え付ける1~2日前に掘り起こして、
長さや太さをそろえ、根を2cm残して切っておきましょう。
傷んだ葉も取り除きます。

・植え付け
9月まきは4月下旬から5月中旬、
市販の苗も同様に植え付けます。

畑の場合、ナガネギは畑を耕さずに、
石灰だけを施し溝を掘ります。
溝と溝の間は80cm、深さは15cmぐらいに掘りましょう。
掘って出た土は、日陰になる方向の溝のわきに積み上げます。

葉ネギの場合は、
堆肥・石灰と化成肥料を施し、良く混ぜあわせます。
うね幅60cm、深さ10cmの溝を作ります。

ナガネギは、株間5~8cm間隔に植えつけます。
苗は植え溝の側面に立てかけ、3cmの厚さに覆土します。

葉ネギの場合は、苗を2~3本まとめて、
株間15cmに植えつけます。
覆土は2cmほど行います。

・植え付け後
ワラを溝に入れておくと、
後に土寄せしたときに空気が入っているので、
根がじょうぶに育ちます。

・追肥と土寄せ
ネギ坊主を見つけたら、摘み取ります。
ナガネギの場合は、
追肥と土寄せが重要な作業です。

植えつけから2~3週間で根付くので、
化成肥料を溝にまいて、
葉と葉が分岐している場所の下まで、土を寄せます。

葉ネギは、追肥を通路に与え、
土とともに株元へ寄せます。

・収穫
ナガネギは、白い部分が長くなる11月~2月くらい、
葉ネギは、植えつけ後50~60日くらいで、収穫できます。

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