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サンショウの効用は?

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サンショウ、家に1本あると便利ですね


サンショウ(山椒)は、英名をジャパニーズペパーというほど、
日本を代表する香辛料です。

香辛料としてのサンショウは、
山椒の果実の皮を粉末にしたものです。

ふるくは「ハジカミ」と呼ばれていました。
これは、食べると顔をしかめることから来ていると言われています。


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挿し木で増やせます(右側2つがサンショウ)


■サンショウの効用

サンショウの香り成分としては、サンショオールやシトローネ、
リモネン、サンショウアミド、ゲラニオールなどが含まれています。

・サンショオールとサンショアミド
「サンショウは小粒でもピリリと辛い」と言われますが、
サンショウの辛味は、
主にサンショオールとサンショアミドによるものです。

この辛味により、食欲増進作用がもたらされます。
夏場にはサンショウの爽やかな辛味がよく合いますよね。

サンショオールとサンショアミドには、内臓器官の働きを
活発にする作用があるとされています。
そのため、消化不良や、健胃、腹痛に効果が期待できます。

サンショオールには局所麻酔の効果があります。
サンショウを食べると舌がビリビリしますが、
これは、サンショオールによる局所麻酔効果によるものです。

さらにサンショオールには、寄生虫駆除の働きもあります。

・シトローネ
シトローネにも、健胃や保温などの効果があり、
胃もたれや消化不良に効果があります。

体が内側から冷えて起こる腹痛によく効きます。

シトローネは山椒の葉にも含まれているため、
サンショウの葉を刻んで袋に入れ、浴槽に浮かべると、
神経痛などの痛みが和らぎます。

また、サンショウの皮の煎じ液を、
しもやけやひび割れの患部に塗布してマッサージすると、
血行が良くなり、症状が改善します。

・ダイエット効果
サンショウには、基礎代謝を上げ、さらに発汗作用もあることから、
ダイエットにも向いています。

サンショウエキスをラットに投与した実験で、
体重増加が抑えられたという報告もあります。


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タケノコの木の芽和え


■サンショウの利用法

サンショウは蒲焼や七味唐辛子には欠かせない香辛料ですが、
意外な利用法としては、カレーに入れるとスパイシーさが増し、
美味しくなります。

サンショウは、香辛料としてだけでなく、
新芽や青い実も利用できます。

サンショウの新芽は、「木の芽」と呼ばれ、
春の訪れを告げる山菜として珍重されています。

木の芽は上品な見た目と爽やかな香りが珍重され、
お吸い物や茶碗蒸し、ちらし寿司、刺身のつまなどに彩として添えると、
料理が数ランクアップします。

木の芽は、食卓に出す直前に手のひらでパン!と叩くと、
細胞が壊れ、より香りが立ちます。

夏前のサンショウの青い実は、実山椒や青山椒と呼ばれます。
この時期のサンショウはまだ柔らかいため、種ごと食べられます。

佃煮や、ちりめん山椒に使われているサンショウは、
この実山椒です。

しょうゆ漬けや、煮物などにすると、箸休めに重宝します。

■参考
・サンショウ(山椒)枯らさずじょうぶに育てるコツ!
・ちりめん山椒(サンショウ)のおいしい作り方 レシピ
・サンショウの育て方と栽培方法 排水性良い場所で