サンショウがあると、料理に便利
早朝発見、アゲハチョウの幼虫がサンショウをすべて食べていました
サンショウの親木から、挿し木で活着しました。
サンショウ、別名ハジカミ。
ミカン科サンショウ属の落葉低木です。
寒さに強く、日本全国で栽培ができます。
「木の芽」というと、サンショウをさすことが多いです。
出たばかりの新芽や葉は、色がきれいで香りも良いです。
料理の飾りと香りつけに重宝します。
サンショウの実の粉は、
うなぎ、味噌汁、焼き鳥などに合います。
たまご豆腐、焼き魚や煮物に飾ると、
見た感じも清涼感があり、香りも心地良いです。
葉を両手でパシンとたたくと、匂いが強くなります
そういえば、サンショウを挿し木で増やし
活着したところを、野良猫に倒されていて、
植え直したものは、しっかり育っています。
サンショウの親木は、
アゲハチョウの幼虫の食害で丸裸にされましたが、
この後、たいへん元気な新芽が出てきました。
雌雄異株が多いですので、
購入の際には必ず確認してください。
サンショウは、そのまま生長させると3~5mにもなります。
■サンショウ(山椒)育て方のコツ
1.水切れに気をつける
サンショウの苗を、じょうぶに育てるコツは、
サンショウは、根の張りが浅くて乾燥が苦手なので、
水切れにじゅうぶん気をつけることです。
サンショウを枯らせる最大の理由は、
水切れだと言われています。
鉢は深い鉢で、通気性の弱い化粧鉢は避けて、
水やりはメリハリをつけてしっかりあげます。
そうすると、根も元気にしっかり育ちます。
環境的には、日当たりの良い湿潤な場所で、
半木陰がいちばん適した栽培場所です。
2.環境の変化に敏感なので配慮を
サンショウは、自然にタネが落ちて生えた木は、
環境がほぼ同じなので、よく育ちます。
苗を購入して、鉢や地面に植え付けると、
枯れることも、よくあり、育てにくいです。
サンショウは、環境の変化にとても神経質な植物です。
植え替えのときは、とくに慎重にします。
栽培状況の変化や、土の具合を確かめてみてください。
サンショウを植え替えるときは、
用土を苗から落とさず、そっと移植します。
3.アゲハチョウの幼虫に注意
アゲハチョウの幼虫の食害に注意します。
苗の近くを飛んでいたら、
ほとんど間違いなく産卵しています。
幼虫を見つけたときには、
丸坊主になっていたりしますので、
射光率の少ない不織り布などで防御すると良いでしょう。