ユズの育て方 2月

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また花が咲き良い実が収穫できますように


2月は1年の中でも、最も寒い時期と言われています。

見た目には特に生長が見られないユズも、
枝についた芽の中で、着実に花芽を形成している大事な時期でもあります。

気温自体も低く、寒い日が続きますが、
ユズの株に当たる風は、気温以上に冷たくなります。

冬の寒い時期に、できるだけ好環境を作ってあげることが重要です。


■ユズの育て方 2月

・栽培環境
引き続き、日当たりの良い場所に置き、よく日に当てるようにします。
日に当てることで、花芽の形成が促され、
残った葉で少しずつでも栄養を作ろうとします。

この時期、ほとんどユズは生育しませんが、
どれだけ日に当て、葉を残したかが春以降の生育に大きな影響を与えます。

日中はできるだけ日の当たる暖かい場所に置くようにします。
冷たい風は枝先や芽を傷めるだけでなく、
株に残った必要最低限の水分をも奪ってしまいます。

風通しが良い場所に置くことは大切ですが、
強風や北風など、冷たい風が吹き付けるような場所は避けるようにします。

・水やり
水分の蒸散が少なく、気温も低いので土は乾きにくい環境です。
地植えであれば、降雨だけで問題ない場合がほとんどです。

ただし、土が乾いている場合は、水を与えるようにしましょう。
必要最低限の水分までなくなってしまうと、枯死してしまうことがあります。

鉢植えの場合も、土の表面が乾いてから水を与えるようにします。
いずれの場合も、水やりは一日の中でも午前中に与えるのが良いです。

夕方など、気温が低くなる時間帯に水を与えると、土に多量の水分が残ります。
冷え込む夜の間に土が凍ってしまうことがあります。

柑橘類の中では寒さに強いユズですが、
土が凍ってしまうと根に影響することもあります。

特に、3年~4年くらいまでの幼木や鉢植えの木は、
外気の温度の影響を受けやすいので注意しましょう。

・追肥
2月は追肥の必要はありません。


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ある程度の葉を残さないと、その後の発育がわるくなります


・葉が落ちる
2月に限らず、冬の間にユズが落葉してしまうことがあります。
その原因のほとんどが、風です。

強い風によって葉が飛んでしまうこともありますが、
その他にもう1つ、乾燥による落葉が見られる場合があります。

株の水分を減らして寒さに耐えますが、
ある程度の葉を維持するために、必要最低限の水分は必要です。

冬は根の動きも弱く、土の水分を吸い上げる力があまりありません。
そこに冷たい風に当たり続けることで、
葉や株全体の乾燥が進んでしまうことがあります。

冬の風は冷たいだけでなく、乾燥も進めてしまうのです。
水分が減ると、ユズは株が枯れないようにするため、葉を落としてしまいます。

冬の間に葉が落ちただけでは、株自体が枯れることはあまりありません。
ただし、春以降の生育に大きく影響します。

暖かくなり、日に当たる時間が長くなり、
根も芽も動き出す頃に葉があれば、すぐに光合成することができます。

ところが、その時に葉がなく、新しく出てくる葉を待たなければいけない場合は、
その分だけ養分を作るまでに時間がかかってしまいます。

株を充実させ、良い花を咲かせて実を付かせるためには、
春までにどれだけ葉を残せるかがカギになります。

・土の酸性度

1月に酸性度を計測していない場合は、2月でもまだ間に合います。
土の酸性度を計測し、酸性度が高い場合は、苦土石灰を施します。

ユズが好むのはpH6.0~pH6.5の弱酸性です。
これよりも高い数値の場合は、苦土石灰を与えて調整するようにします。

酸性度を調整しておくことで、実付きがよくなります。

・ユズの状態

1月とほとんど変わりはありません。
実の収穫も1月には終えているはずですから、
重い実もなくなってスッキリしていることでしょう。

生育期間中に比べると、葉が少ないこともあるかもしれませんが、
ある程度で落葉が落ち着いていれば問題はありません。

■ユズの育て方 2月のポイント
1.日によく当てる
2.葉を残すために、暴風・防寒対策をしっかりとする
3.鉢植えと幼木は寒さに注意する 

■参考
・ユズの育て方
・ユズ(ゆず、柚子)のわかりやすい剪定方法
・ユズ(ゆず、柚子)の実がならない、少ない理由は?
・ユズの育て方 12ヶ月

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